スーパーカブ ステップ交換

配達部デリバリー課

個人売買で購入した AA01 スーパーカブ50ですが、ステップのサイドスタンドの取り付け金具がすり減っており、サイドスタンドがすごく使いにくい状態でした。(普通に下ろすと車体がほぼ垂直に立つため倒れてしまう。足でスタンドを思いっきり開いてやる必要がある)

いつかステップ交換したいと思っていました。

削れたサイドステップ取り付け金具

そんな中、先日配達中にステップを縁石にぶつけてしまうアクシデントが発生!
右前の固定ネジが元々ついていなかったこともあり大きくねじれて左ステップの位置が低く下がってしまいました。

まず左ステップの位置が極端に下がってしまい、シフトチェンジがやりにくくてしょうがない。
あとセンタースタンドがねじれたサイドスタンドに引っかかりがち。引っかかるとセンタースタンドがちゃんと収納されず、少し車体を傾けるだけでセンタースタンドが地面に擦ってしまう。これは危なくてしょうがない。

これはステップ交換するしかないな、とネットで調べていたところ、カブ商店さんで新品の純正ステップを見つけたため、早速購入。

※この交換作業でクランクケースに穴を開けてしまうことになるとはこの時はまだ知る由もない…

この記事では、交換作業について書きます。

ステップ交換

サイドスタンド取り外し

サイドスタンドを取り外すのに、まずリターンスプリングを外さなければいけません。
これが結構硬くて、スプリングフックという専用工具があるみたいです。
しかしサイドスタンド交換なんて何年に一度もやらないだろうということで、あり合わせの道具でなんとかしてみます。

利用したのが庭に置いてあったシュロ縄と、道具箱の中にあった金槌。

シュロ縄で輪っかを作り、それをリターンスプリングの一端に引っ掛けます。
もう一方を金槌に引っ掛けて、サイドステップの裏を支えにしてテコの原理で引っ張ります。

シュロ縄は思ったより弱く、というよりスプリングが思ったより強く、少しスプリングを伸ばしたかと思うとブチん!とシュロ縄が切れてしまいます。
後少し!!できると信じて何回か繰り返すうちに取り外し成功。

切れた輪っかの残骸

リターンスプリングを付ける時も同様に金槌とシュロ縄で済ませることが出来ました。
(付ける時は外す時より大変だった)
もっと強い紐で輪っかを作ればもっと簡単に外せると思います。

ステップラバー取り外し

ステップラバーを外します。

ステップラバーを握って力を込めてネジネジ捻り続けると、少しずつ外れてきます。
結構疲れます。

ステップ取り外し

クランクケース下にある4つの固定ネジを外すとステップが外れます。
マフラーに干渉するかと思ったけど、ステップラバーを外したステップは、マフラーとエンジンの間の隙間を、少しひねりながら通すことで難なく外すことができました。

新ステップ取り付け

新ステップを取り付けます。
新ステップは取り付けボルトは入っておらず、古いボルトを流用することにします。

ステップ固定ボルトは4箇所あるが、1箇所はボルトが最初からついていなかったため、計3本。
3本のボルトでステップを仮止めした状態で、サイドステップとステップラバーの取り付けを行なってしまいます。
3本のボルトは同じ長さではなく、1本だけが長いボルトになってましたが、とりあえず仮止めということであまり気にせずに止めておきます。

最後にホームセンターに不足していたM8 25mmのボルトを買い足しに走ります。

ホームセンターから戻って4本揃ったボルトを本締めします。
ここで一本の長いボルトの位置が気になってボルトを抜いてみると、、
なんと!ねじ穴からエンジンオイルがポタポタと垂れてきてしまいました。

えっ?? 考えたくないけど、、、もしかして長いボルトを刺す場所を間違えて、クランクケースを突き破って穴をあけてしまった???
それほど力を入れたわけでもないのに…

エンジンに穴をあけてしまった!!ショックです。

ステップが新品になって、サイドスタンドが心地よく使えるようになって、これからの配達が楽しみだっただけに。。。落ち込みもひとしお。何も手に付きません。

大切な愛車を傷物にしてしまった…

絶対に穴を塞いでオイル漏れを止めて見せる!!

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