副業で始めたフードデリバリーの仕事ですが、家の周りは坂道だらけ。
さらに夏場は坂道を登ると吹き出すように汗が出てきて2時間も働くと脱水症状になってしまう。
自転車配達から原付配達へ切り替えたいと考えてました。
そんな中、個人売買で中古のスーパーカブを譲っていただくことになりました。
いくつか不具合があり、少し修理が必要だったのですが、節約のため自分で修理してみることにしました。
原付に乗ること自体25年ぶりぐらい。ど素人の僕がネットやYoutubeの情報をもとに、簡単な修理やメンテナンスをして乗れるようになるまでの記録です。
購入したスーパーカブのコンディション
平成14年式スーパーカブ AA01型
エンジンは調子良くキック一発で始動
走行距離はメーターで52,963km
廃車済みで廃車証明書あり(譲渡証明書を兼ねる書式)
前オーナーはカバーをかけて大切に保管してくれていたため、年式の割にボディは綺麗なのですが、やはり部分的に錆が気になります。
不具合は、
- フロント左ウインカーがない
- リヤタイヤがパンク
- フロント、リヤともタイヤが劣化しており要交換
- フロントブレーキが固着して常にブレーキがかかった状態
- チェーンが伸び切っておりチェーンカバーと干渉
- バッテリーが上がっている(残電圧0.5V)
スーパーカブの引き取り 愛車ビアンテに乗せて持ち帰る
前オーナーの家は車で10分かからないぐらいの距離にあります。
廃車にしてあるので乗って帰るわけにもいかず、押して帰るには少し距離がある。
当初はレンタカーで軽トラを借りて運搬するつもりでしたが、軽トラの手配ができず、愛車のマツダ ビアンテで運ぶことに。
ガソリンも少し入っている状態なので自転車のように倒して運ぶわけにもいきません。
また意外にもスーパーカブの全長は180cmほどもあり、ビアンテの車幅より広い。
横向きに乗せたら車に収まり切りません。
3列目のシートを外して2列目の椅子を一番前まで寄せた状態でスーパーカブを斜めに入れることでなんとか収まり、紐でシートや手すりに固定して、無事、家まで持って帰ることができました。
乗り始めるまでに実施したこと
ナンバープレートと自賠責保険がないと公道を走れません。
まずは名義変更
次に不具合の修理
あとフードデリバリに使用するため、見た目の清潔感も大切です。
名義変更 – 市区町村役場にてその場でナンバープレート発行
原付の名義変更はお住まいの市区町村役場の軽自動車税関連の窓口で行います。
一般に原付の名義変更に必要な書類は、運転免許証に加えて下記書類が必要になります。
(これらは旧所有者が廃車手続きをしたときに発行されるものです)
- 廃車証明書
- 譲渡証明書
これらは旧所有者が廃車手続きをしたときに発行されるものです。
前オーナーから頂いた廃車証明書は譲渡証明書を兼ねた形式になっていました。
(新しい使用者の名前、住所などの欄あり)
譲渡証明書の「新しい使用者」の欄は、事前に記入しておきましょう。
役所の窓口にこれらの書類を渡すと「軽自動車税申告(報告)書兼標識交付申請書」をもらえるので、これに必要事項を記入して提出。
混み具合にもよるかと思いますが、ものの10分程度で、新しいナンバープレートと「自動車税納税義務発生申告受付書」なる書類を発行してもらえました。
このとき費用は一切かかりません。(来年から毎年税金を徴収され続けるので…)
不具合の修理 – Amazonで部品を買って交換
以下の修理を実施しました。
詳細は別記事にて。
- フロントウインカー取り付け
- 前輪 タイヤ、チューブ、ブレーキシュー交換
- 後輪 タイヤ、チューブ、ブレーキシュー交換
- チェーン交換
- バッテリー交換
- エンジンオイル交換
Amazonで購入した部品
錆び取り 塗装 – 見た目の清潔感向上
特に前カゴの錆がひどく、これが見た目に大きな影響を及ぼしていました。
カゴは新しいのに変えても良いのですが、せっかくなので錆びた古いカゴを綺麗にします。
またレッグシールドが少し変色しており、経年劣化で細かいひび割れが無数に入っているため、軽く白のスプレーを吹いておきます。
自賠責保険加入 – ファミリーマートでその場で手続き完了
自賠責保険はファミリーマートのバイク自賠責保険に加入しました。
ネットで申し込んだ後、最寄りの店舗へ行くとその場でステッカーをもらえます。
自賠責保険証明書はその場で印刷。
帰ったらすぐに乗り始められます。
便利な世の中になりました。
ようやく乗れるようになった! スーパーカブの乗り心地は?
元々エンジンは調子良かったこともあり、慣れない整備に色々と手こずったのですがなんとか快適に乗れるようになりました。
また塗装と錆び取りのおかげで見違えるように綺麗になりました。
9月6日からこれでUberの配達しています。
上り坂も楽々、自転車で配達していた時に比べると天地の差。
超低速走行で建物や家を探すときも2輪であることを忘れてしまうほどの抜群の安定感。
今後はこれをフードデリバリマシンへと仕上げていきたいと考えてます。
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