チェーン交換した時の作業記録です。
.
前準備
リアタイヤを前に出す
まずリアタイヤのアジャスターナットを緩めます。
アクスルシャフトを緩めて、アクスルシャフトの内側にある、スプロケットを固定している大きなナットを緩めます。
あと、リアホイールのアジャストナットも緩めておきます。
これでリアタイヤが前後に動く状態になるので、リアタイヤを一番前に寄せます。
チェーンカバーを外す
スーパーカブのチェーンはチェーンカバーで覆われているため、これを外す必要があります。
チェーンカバーは下の部分だけを外せば良いです。
下のチェーンカバーは、固定している2つのネジを外すと引っこ抜けます。
新しいチェーンの駒詰め
新しいチェーンは50コマ、既存のチェーンは 48コマ。2コマ分切り捨てる必要がありました。
チェーンの切断はチェーンカッターで切る方法と、グラインダーを使ってやる方法があるようです。
チェーンは定期的に交換するため一つ持ってても損はないかと思い、チェーンカッターを近所のバイク屋で1500円ほどで購入しました。
チェーン張り替え
古いチェーンのジョイント外し
スーパーカブのチェーンはジョイントで輪っか状に繋がってます。
ジョイントを固定するクリップ外すとジョイントが外れ、古いチェーンを外すことができます。
ジョイントは、ラジオペンチを寝かせ目にして、クリップの切れ目側の端とジョイントのピンの頭を挟んで力をかけると外すことができます。
チェーン張り替えのテクニック
古いチェーンを引き抜く際に、古いチェーンの端にジョイントで新しいチェーンをつけておくと、古いチェーンを外すと同時に新しいチェーン張りができてしまいます。
この方法でやるとチェーンカバーの上部を外さずに交換することができます。
新しいチェーンのジョイント取り付け
新しいチェーンを貼ったらジョイントを取り付けます。
ジョイントを通した後、クリップで固定します。
クリップの取り付けは、外す時同様ラジオペンチで行いました。
今度はクリップの切れ目のない方の端とジョイントのピンの頭を挟む形で力を入れるとはまります。
この時、クリップの向きに注意。
クリップの切れ目でない方が進行方向(チェーンの回転する向き)になるように取り付けます。
チェーン調整
新しいチェーンに張り変えたら、あとはチェーンの調整をします。
スイングアームに刻まれた目盛を参考に、左右のアジャストナットを均等に締めて行きます。
チェーンを上に上げた時の遊びが1−2cmほどになるところでプロケットの固定ナットと、アクスルナットを締めて後輪を固定します。
作業終了
あとは逆の手順でチェーンカバーを元通りに付けて作業終了です。
コメント